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2017年 7月 10日 ~忘却曲線~
こんにちは!
担任助手の大河内です。
みなさん忘却曲線というものを知っていますか?
有名な言葉なのでどこかで耳にしたことがあるかもしれません。
忘却曲線とはドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが
人の記憶がどれくらいの速さで忘れられていくか
という実験結果をグラフにしたものです。
岩村担任助手で表現すると
こんな感じです(笑)
このエビングハウスの忘却曲線によると…
20分で42%
1時間で56%
1日で74%
1週間で77%
が忘れられてしまうそうです!
よく見てみると、最初の20分が経過した段階で
既に約半分のことは忘れてしまうということになります。
だからといって
受験勉強をやめるわけにはいかないので
この実験結果を利用して
どうすれば記憶が長持ちするか考えてみましょう。
この実験結果から、
覚えたすぐあとは急速に忘れていきますが
1日過ぎたあとはゆっくりとしか忘れていきません。
ということは
何回も何回も反復する
ことしか記憶を長持ちさせる方法はないのです!
しかし!
あまり長い時間をおいて復習しても
完全に忘れたところから覚えなおさなければいけないので
物凄く時間を無駄にしてしまいます。
ということは
何回も何回も反復する
+
完全に忘れないうちに
短時間で復習する
ことが一番いい方法だと考えられます!
結局何が言いたいのかというと
早いうちから受験勉強を開始し、
たくさん反復して記憶を定着させる時間を作ることが
大学受験を征する一つの鍵だと言えるということです。
特に高3生は、高1・2生よりも
勉強できる時間が断然少ないです。
「夏休みから始めよう」の気持ちでいると
間に合うものも間に合いません!
スキマ時間も有効に使って
苦手な暗記科目も乗り切ってください!
明日の更新はここ最近ずっと風邪をひいている西川担任助手です!