ブログ | 東進ハイスクール 田無校 大学受験の予備校・塾|東京都 - Part 6

ブログ 2019年07月の記事一覧

2019年 7月 3日 ~大学の授業 相良先生編~

こんにちは!

担任助手1年の相良です!

 

今日は、みなさんが少しでも大学に興味を持てるように

僕が大学で実際に受けている授業を紹介したいと思います。

 

僕は 東京学芸大学教育学部中等理科学科 に所属しています。

 

多くの大学の教育学部は、

教員免許を取ることを目的としてカリキュラムが組まれています。

また理科生は、

教員になったときに、物化生地どの分野を担当するかわかりません。

そのため、

全科目の概要や実験方法を知っている必要があります。

 

 

ちょうど昨日、生物学の実験がありました。

(白衣着てやってます!!笑)

コメのDNAをPCR法によって増幅し、電気泳動によってDNAを長さごと分類していきます。

そこからわかることを根拠に文献などを調べ、コメの品種を考察する

という内容でした。

 

みなさんがよく知るピペットよりも、さらに微量をはかりとることができる

マイクロピペットや、プライマー、DNAポリメラーゼを使います。

生物選択の人は、これを使ってどうなるかわかりますよね??

 

 

大学生になると、高校ではできないような難しい実験や、

危険な薬品を使う実験ができるようになります。

もちろん十分に注意を払って臨んでいますが、

それ以上に楽しいです!!

受験で使った知識が活かされている感じがします笑

 

いまは生物学実験のほかに物理学実験もやっています。

秋学期からは化学・地学実験が始まります。

化学は大好きだし、地学は中学校以来なのでどうなるかわかりませんが笑 楽しみです!

 

 

大学でどんな授業があるのか知らない人が多いと思います。

オープンキャンパスに参加することで、雰囲気を知れると思います。

大学によっては模擬授業なども行っていると思うので要チェックです!

 

ちなみに・・・

東進では「大学学部研究会」というものが開催されます。

学部別説明会のようなもので、その分野のエキスパートが講演をしてくれます。

興味がある学部はもちろん、

あまり知らない学部の話も聞いてみて、興味の幅を広げてみるのはいかがでしょうか?

 

 

明日の更新は、

担任助手1年の渡辺先生です!お楽しみに!

 

2019年 7月 2日 ~大学の授業 浅野先生編~

こんにちは!

約2ヶ月ぶりの登場、

担任助手の浅野です!

 

前回に引き続き

僕が大学で受けている

授業の話をします。

 

少し長めになっております…

 

僕は

芝浦工業大学

工学部

材料工学科の

2年に在学中です。

 

材料工学

という名前を聞いたことがある方は

どの位いらっしゃるでしょうか。

 

恐らく

比較的多くの方が

ピンとこないでしょう…

ものづくりにおいて

需要がとても高い

学問分野ですが、

専攻できる大学があまり多くなく、

一般的な知名度も

さほど高くないのが現状です。

 

材料工学で扱う

「材料」

というのは大きく分けて、

金属材料、

無機材料、

有機材料、

セラミックス(複合材料)

の4つに分類されます。

 

自分が所属している学科では、

この4種類の材料を

幅広く学んでいますが、

特に力を入れているのは金属材料です。

(実は元々「金属工学科」という学科名でした。)

 

金属結晶の分析や、

金属の強度計算、

合金の特性など、

金属の性質や加工について

主に学んでいます。

 

その一例として、

弾塑性について少し取り上げてみます。

 

弾塑性とは、

ゴムのように、

力を加えるのをやめると元の形に戻る

「弾性」と、

針金のように、

力を加えるのをやめても元には戻らず変化後の形を保つ

「塑性」

の2つの性質を

併せ持つ性質のことです。

 

これを図で表したものを

応力ひずみ曲線といい、

これを用いて加工の参考にします。

 

 

これがある金属棒の応力ひずみ曲線です。

 

縦軸が

応力σ(加える力の大きさ)

で、

横軸が

ひずみε(どれだけ変形したか)

を表しています。

 

加える力が小さいとき、

まだひずみが弾性域にあるので、

ここで加力をやめると

元の形に戻ります。

 

しかし、

このまま加力を続けて

曲線状の左側の・

(弾性域と塑性域の境目)

を超えて

更に加力をすると、

加力をやめても

変形中の形をおおよそ保ち

元の形には戻りません。

 

さらに、一度

最大応力(変形に必要な力のうち最大の力)

を加えてしまうと、

それ以降、

最大応力よりも弱い力で

変形がすすみやがて

破断(切断)してしまいます。

 

つまり、

何かものをつくる時に、

常に弾性域を保ち続けなければならないのか、

場合よって

塑性域にわざと到達させる必要があるのかなど、

必要に応じて使う材料を変えて調整していきます。

 

例えば、

車のボディを作る時は

どちらにするべきでしょうか。

これは

衝突などの強い力がかかった時に、

塑性域に到達させる必要があります。

凹んでしまうと

見た目が悪くなってしまいますが、

乗っているひとの

安全のために

ある程度大きな力が加わったタイミングで

塑性変形に切り替わる必要があります。

ただし、

破壊する(バラバラになる)のは

ダメなので、

衝突の際にかかる力が

最大応力未満になる必要があります。

 

けっこう難しいですね、

解説のところは飛ばしていいです…

 

なので、

この場合は

上記を満たす性質を

もつ材料を選んだり、

場合によっては

合金を作ったりします。

 

このように、

我々が普段使っている

様々な製品には

緻密な強度計算や

材料選定が行われています。

 

少しでも興味が沸いたら是非、

材料工学について調べてみて下さい!

 

明日の更新は、

東京学芸大学1年の

相良担任助手です!

お楽しみに!

2019年 7月 1日 ~大学の授業 柳先生編~

こんにちは!

夏休みまであと1カ月!ワクワクが止まらない担任助手のです!

さて、今回のテーマは「大学の授業」ということで、

私が学んでいることを紹介したいと思います。

私は中央大学理工学部経営システム工学科

に所属しています。

(↑後楽園キャンパスです!

東京ドームの真横にあるのでライブの音漏れが聞こえます!)

1年のこの時期は基礎科目が多いのであまり専門科目はやっていませんが、

その中で「確率論」という授業を紹介します!

この授業は色々な分布で確率や期待値、分散などを求めます。

その分布とはベルヌーイ分布、二項分布、正規分布、ガンマ分布

などなど、、

分布ごとにそれぞれ関数が存在し、

その関数を積分することで期待値などを求めます。

なので、積分の計算力が求められる授業です。

この授業の計算は高校の範囲での積分が多いので、

受験生のときに計算力を付けといて良かったと思っています!

確率論の授業は後期の統計学などの授業に役立つので頑張ります!!

次回の更新は材料工学、浅野担任助手です!

お楽しみに~~