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2025年 8月 1日 ~逡巡したら…~


こんにちは!担任助手の本間です!
夏休みに入りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?勉強による力の上達は実感できていますか?
「なんかあんまり上達してない気が…」と思っている人もいると思うので、皆さんに一ついいことを教えようと思います。
それが企業分析で使われるSWOT分析です。
SWOT分析とは「内部要因」または「外部要因」と「+面」または「-面」とを掛け合わせることにより、四つの項目
「強味(Storongpoint)」、「弱み(Weakpoint)」、「機会性(Opportunity)」、「脅威(Threat)」を見出す分析方法のことです。これを勉強に転換してみましょう。
例えばこんなシチュエーションがあるとしましょう。あなたは現在一日10時間勉強しているがなかなか共通テストの過去問を解いても点数が伸びない状況にあります。解いている最中、偶然にも自分の弱点分野に気づいてしまいました。
別に今すぐ直さなくても後々直すことはできますが、今直した場合、次回の共通テスト模試で得られる得点は非常に大きいかもしれない。しかし、他の分野に割ける時間が少なくなるというリスクもある可能性があます。皆さんならこの場合どうしますか。
もちろん、確実に点数を取りたいからその分野に力を入れる人も、全般を伸ばして全分野の得点を伸ばそうとする人もいるでしょう。しかし、どちらをとってもリスクを負うことになります。では、どうするか。当然リスクの少ない方を取りに行くでしょう。しかし、リスクが低いなんてどうするのとなり、結局皆さんは博打を打つしかなくなるでしょう。
そこで使うのがSWOT分析です。この分析に「特定分野に力をいれた時」、「全般に力を入れた時」を当てはめて分析してみると
「自分は他の教科の方が苦手なのに特定の教科に絞ろうとしていた」とか「全般伸ばしても暗記力がないから全部やらない方が良い」等の発見があります。
この時に‘自分に’取ってリスクが低い選択肢が見えてくるのです。
余談になりますが、大学のプレゼンだったり論文だったりするものはSWOT分析を混ぜ、より確実性が伴っているものが評価されます。以前見学した大学のグループに大手企業が協力してアイデアを競っていたプレゼン大会では自分たちのプレゼンをどう魅力的に見せるか、相手に伝わらせるか、といった、スライドの体裁も完璧に整えたハイレベルな競争になっていました。SWOT分析なんて当たり前、そこから4手も5手も先を行った、その領域に行っていたのです。
みなさんもSWOT分析使ってみてはいかがでしょうか?









