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2025年 10月 22日 🎹⇨✍
担任助手の桑原です!
昨日は朱さんがとても大事な話をしてくれました。
「『本気で行きたい』と思える学校なら、最後まで挑戦する価値があります。」
と書いていたのが印象的で、これを読んだ時ふと最近のある出来事を思い出しました。
先日までショパン国際ピアノコンクールという世界的なコンクールが行われていました。
日本人の桑原志織さんが本選入賞されたということで、同じ桑原として大変嬉しい気持ちになりましたが……
その陰では他の多くの出場者が涙を流したことでしょう。
特に世間で有力候補と言われていた牛田さんという方が本選出場を逃した時は私も衝撃的でした。
そして入賞という快挙を達成した桑原さんでさえも、悔しい表情を見せていたのです。
本来の目標はもっと上、1位を目指していたのでしょう。
彼ら、彼女らの演奏を配信で聴いた私は思います。
結果として本選に進めなかったとしても、みんな本当に素晴らしい音楽でした。
これまでの途方も無い努力の成果、そして音楽への想いが音に乗って伝わってくるようで、聴いているこちらが心を動かされるものでありました。
このコンクールに出場したピアニストは、誰一人自分が予選で落ちる前提でピアノを弾いてはいないでしょう。
素晴らしい音楽を披露して、本選に出て、賞を受けることを夢見て本気で練習してきたのでしょう。
だからこそ、人の心を動かす音楽ができるのだと思います。
受験生は今の時期、「今のレベルのまま第一志望合格できるのかな」と不安な気持ちになることも多いと思います。
そんな時期に併願校について調べていると、「やっぱり○○(併願校)の方が自分に合ってるかも…」みたいな気持ちになったりします。
でも私は敢えて言いたい。
どうか、最初に第一志望に「行きたい!」と思った気持ちを捨てないで!!
志望校のレベルを落としたとしても、そのぶん努力量も落ちては意味がない。
今の自分には高すぎる目標のように思えても、誰も笑いはしません。
それに向けて本気で努力して自分を磨いて、可能性を高めようじゃないですか。
その努力は、例え結果がどのようなものであっても絶対に価値があると信じています。
明日は奥濱くんです。寒くなってきた今、彼のアツい話を聞きたいですねえ。











