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2025年 10月 26日 「秋」=「飽き」?


担任助手の桑原です!
芸術の秋、食欲の秋。私はオーケストラのコンサートやオペラを見に行ったり、おいしいもの食べて体を肥し続けております、、、
とはいっても、さむいですねえ、、
秋というか冬が見えてきている気がします。
どんよりとした空と冷たい風。
古文でも「秋」は「飽き」と掛けられていて物寂しさを想起させられます、
こういう季節柄もあって、この時期の受験生は不安な気持ちを抱えがちなのでしょう。
去年の11月にも面談した時に不安な気持ちから涙を流してしまった生徒もいました。
先日「アツい話を」と振った奥濱くんがとてもよい話をしてくれていました。
「不安なことを書き出して可視化し、対処すべき具体的な課題に変える」
漠然とした不安への重要な対処法であると思います。
私が受験生の時は、「本当にこの進路(文学部系統)でいいのか」というようなことで悩んでいたように思います。
ここから長い人生を歩む方向性を左右するのに、なんとなく日本史をやりたいというような気持で進んでいいのかと不安に思っていました。
でも色々悩んで相談する中で、文学部でもやろうとすれば充分に多彩な進路をとることができるし、今一番やりたいのが教員への道ならば文学部にいくべきだと思うようになりました。
いま3年生である私は周りが就活しているのを見て、同様の不安を感じる時もあります。
それでも、不安な気持ちや悩みも、この先の将来にとっては価値あるものであると私は信じています。
人生にはそういう時期がきっと必要だし、それを乗り越えてこそのものであると思うのです。
おまけ:昨日の演奏会で聴いたブラームスの交響曲第3番、まさに今の季節にぴったりなのではないかと思い。
明るくも、不安定で陰りがある。哀愁漂う第3楽章は、もの悲しさ・不安の中で前に進んでいこうとするエネルギーも感じます。
勉強のBGMにでも、聞いてみて下さい。
明日は大槻さんです!









